「老子」存在しないはずの異稿について

note「真崎守プロジェクト」における記事

最中義裕 2025.06.15

真崎守「老子」は、1993年に徳間書店から単行本描き下し作品として出版され、1995年に同社で文庫本化された。

二つの単行本はあとがきも含め内容は同一（版型とカバー絵のみ異なる）で、雑誌掲載のない描き下し作品だから異稿など存在しないことになるが、漫画部分ラスト前々ページのP.232に下記文言がある。

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